従来の金融サービスにおいてCardanoブロックチェーンが実現するものとは
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従来の金融サービスにおいてCardanoブロックチェーンが実現するものとは

金融サービスの基礎を形作るのが「契約」です。契約は、融資、有価証券、債券、住宅ローンなど多岐に渡ります。従来の金融システムにおいては、これらの契約書は世界各地の法律の専門家が、自国の法律や法律用語、およびその解釈に基づき作成してきました。一方、これらの契約においては、キャッシュフローの義務から生じる要素を欠かすことはできません。金融に関する契約の要点を抽出し、価値の流れに当てはめて考えてみると、これらが限られたパターンに従っていることが分かります。 金融の契約の分類とCardanoのPlutusの可能性 ACTUSプロジェクトは、あらゆる金融契約の核となる要素を抽出し、いくつかのグループに分類しようとする取り組みです。 「ACTUSは多様な金融文書を、管理可能な数のキャッシュフローパターン、いわゆる契約タイプ(CT)に分類することを目指しています」(ACTUSより引用)このような目標の達成に向け、ACTUSは契約を確認するための2つの基準をウェブサイト上で定義しています。 ACTUSデータ基準:一般的な法律用語や契約タイプ(CT)

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ヘルスケアシステムにおけるブロックチェーンソリューションのメリットとは
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ヘルスケアシステムにおけるブロックチェーンソリューションのメリットとは

グローバルにおけるヘルスケアサービスは拡大する一方、データはさらに中央集権化している 患者の個人情報を格納するクラウドストレージはかつてないほど拡大し、患者は素早く簡単に、さまざまな事業者のヘルスケアサービスを利用できるようになっています。また、ヘルスケア業界の多様なセグメントやサービスの間の相互運用性も実現するなど、世界全体でヘルスケアシステムは日々進化を続けています。 しかし、システムは包括的である一方クローズドで中央集権的であり、今なお多くの問題を抱えています。患者は自身の個人データを完全にコントロールすることはできず、ヘルスケア事業者や医師たちが管理するプライベートな中央システムに依存せざるを得ないことから、データセキュリティはとりわけ重要な問題です。現在のヘルスケアシステムにおいては、医師やヘルスケア管理者が患者の記録の管理や取得を引き受けているため、データの誤用や改ざんがあったとしても、患者自身はそれを把握することはできません。 また、保険金請求の処理に長時間を要することや、大規模病院等で多数の治験が積滞していること、不正な薬物が市場で流通していることといった問題も存在します。 ブロックチェーンソリューションが信頼性を実現し、ヘルスケアデータの保守にかかる全体コストを削減 分散型で共有されたデータベースシステムであるブロックチェーンは、内部のレコードデータの安全性、透明性、不変性を確保し、先に挙げた主要な問題のいくつかの原因となる秘密主義や官僚主義的手続きを明らかにすることができます。 ブロックチェーンソリューションをヘルスケアサービスに組み込むことで、迅速な保険金請求の決済、プライベートなデータレコードのセキュリティ確保、医薬品が購入者の手に渡るまでの情報の追跡などを効率的に実現し、

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EMURGOブロックチェーン用語集: 
10の言葉でブロックチェーンの扉を開こう
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EMURGOブロックチェーン用語集: 10の言葉でブロックチェーンの扉を開こう

ここ数年で暗号通貨やブロックチェーンのエコシステムは発展し、インターネット黎明期以来の並々ならぬ創造性に満ちあふれています。一方、関心が高まるにつれて、ブロックチェーンに対する基本的な質問も増えてきました。EMURGOはCardanoプロトコル創設メンバーであり、グローバルなブロックチェーンテクノロジー企業として、開発者、スタートアップ、エンタープライズ、公共組織にソリューションを提供しています。EMURGOはブロックチェーンに対する理解を深めていただくため、ブロックチェーン業界で一般的に使用される用語、単語、フレーズ、コンセプトをまとめた「ブロックチェーン用語集」を作成しました。今回は「10の言葉でブロックチェーンの扉を開こう」と題して、その一部をご紹介します。 1. ピアツーピア(P2P) 仲介を必要とせずに実施されるトランザクション、または分散型システムを仲介として実施されるトランザクションを言います。たとえば、ネットワーク上のノード間でデータを直接共有することを「P2Pトランザクション」と言います。 2. 暗号通貨

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Cardanoスマートコントラクトの比類なき安全性
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Cardanoスマートコントラクトの比類なき安全性

ゴーグエン(Goguen)の今後のリリースを受けて、Cardano(科学的でありかつピアレビューを実施した哲学から生まれた最初の第三世代ブロックチェーン)は、メインのCardanoブロックチェーンにスマートコントラクトを導入します。具体的には、開発者はPlutusを使用してCardanoのスマートコントラクトを記述できるようになります。 Plutusとは何ですか? Plutusは、スマートコントラクトの開発と展開を可能にするプログラミング言語で、Cardanoのビジョンと協調する開発者、企業、アカデミアという3つの主要なオーディエンスを念頭に設計されています。今日、誰でもPlutusプレイグラウンドで開発されたテスト契約を展開できます。このグラウンドは、ブロックチェーンについての完全な開発環境を維持せずに、スマートコントラクトをテストできる軽量なWebベースの環境です。Plutusプラットフォームは、開発者に比類のないスマートコントラクト体験を与えてくれます。 どうしてでしょう? Plutusは、明確、簡潔かつ便利であるよう設計されています。ただし、最も重要なことは、Plutusは、スマートコントラクト開発にとってこれまでの他の手段よりもはるかに安全だということです。それでも、Plutusをこのように安全でセキュアなプログラミング言語プラットフォームにしているのは正確には何でしょうか、また、

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CardanoブロックチェーンのTreasuryシステムが特別である理由
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CardanoブロックチェーンのTreasuryシステムが特別である理由

はじめに ここ数年で、暗号通貨やブロックチェーンをめぐるエコシステムは、総じて発展を遂げており、インターネット初期には考えることができなかったほどに、多様な創造性を発揮しています。1996年以来、学界からは12,000を超える暗号に関する論文が発表され、特に近年は多数の論文が世に送り出されています。このように着実に関心が高まっているのは、ブロックチェーン業界や、科学哲学を通じて進化を遂げる初の第3世代ブロックチェーン、Cardanoに対して人々の興味が集まっていることの表れです。こうした関心は、Cardanoのネイティブなデジタル通貨であるADAやデジタル資産の性質、あるいは従来の銀行や通貨体制との相違点にも向けられています。現在、Cardanoインセンティブ付きテストネットが進行しており、Cardanoブロックチェーンエコシステムは、成熟期に向けて開発が進められています。 Cardano ADAとはどのような通貨であるか Cardano ADAは、供給量が固定されたデフレ型デジタル通貨です。セキュリティを実証できるスマートマネーで、Cardanoブロックチェーンプロトコルネイティブであり、ブロックチェーンネットワーク全体の分散化を確保する上で重要な役割を果たしています。Cardanoブロックチェーンプロトコル自体がリサーチ主導のアプローチを通じて進化しているため、Cardanoの開発者たちは、ADAに対して科学的なアプローチを採用しています。 近年、

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CardanoのPoSとDPoSの比較
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CardanoのPoSとDPoSの比較

はじめに 科学哲学とピアレビュー(査読)を基礎とする第3世代ブロックチェーン、Cardanoは、コンセンサスメカニズムとしてProof-of-Stake(PoS)を活用し、第1世代ブロックチェーンのビットコイン同等のセキュリティを確保しています。コンセンサスメカニズムとは、ブロックチェーンがネットワークおよびレコードのセキュリティを実現する方式にあたるものです。 現在活用できるブロックチェーンコンセンサスメカニズムとして、Delegated Proof-of-Stake (DPoS)という選択肢もあります。DPoSとPoSには多くの類似点があります。どちらのメカニズムも、ネットワークにおけるコンセンサスの実現を、オフチェーンのリソース(ビットコインのハッシュパワーなど)よりもオンチェーンのリソース(システムにおけるステークなど)に依存しています。コンセンサスはネットワークのセキュリティ確保の要となるものですが、誰でもネットワークに参加できる分散型パブリックブロックチェーンにとっては、特に重要な意味を持つのです。 では、DPoSとCardanoのPoSシステムは特にどのような点が異なるのでしょうか。今回のブログでご紹介します。 コンセンサスプロトコルの概要 コンセンサスプロトコルは、集団がシステムがどのような状態であるべきかを決定するような状況にも対応します。

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ブロックチェーンのユースケース:IoT(モノのインターネット)
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ブロックチェーンのユースケース:IoT(モノのインターネット)

IoTの歴史 新しい技術の誕生により、世界がますます相互に接続されていくにつれ、私たちはライフスタイルに生じた変化を受け入れる必要に迫られています。ブロックチェーンはさらなる勢いを得て産業や社会の改革を進めていますが、ブロックチェーンは新たに生み出された分野において、非常に大きな活用の可能性を秘めているのです。 IoT(モノのインターネット)は、相互に関わり合うコンピューティングデバイスの網の目へと人々を統合していく現象として、今なお拡大を続けています。それぞれのコンポーネントは、人から人、あるいは人からコンピューターへの手動での操作を必要とせず、ネットワーク上でシームレスなデータの移動を実現します。これにより、電気機械がデータをインターネット上のクラウドに送信できるようになります。スマートデバイスが作り出すネットワークの概念については、1982年には早くも議論が交わされていました。初めてインターネットに接続された機器である、カーネギーメロン大学の改良型自動販売機は、在庫の状況や、補充された飲み物が冷えているかどうかを報告することができたのです。現在ではさらに進化を遂げ、家全体を相互に接続されたネットワークで構成し、システムや気温、セキュリティなどの管理をサポートするまでになっています。こうしたスマートデバイスにより、かつてないほどの自由度と知見を確保しつつ、エリアの管理を行うことができるようになっています。 簡単に言えば、これはデジタルインターネットが、

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ブロックチェーン入門:CardanoのUTXOモデルを概説
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ブロックチェーン入門:CardanoのUTXOモデルを概説

はじめに 従来の銀行システムでは、個人の銀行口座は中央の口座システムにより最新化されています。つまり、あなたが請求書の支払いをしたり、給料を受け取ったりするとき、銀行システムは、貸方と借方からなる中央の台帳を通じて、これらの取引を追跡しているのです。銀行では、ある口座から別の口座に移った金額と、残高を記録します。これは口座をベースとしたモデルです。科学哲学と査読(ピアレビュー)を通じて進化を続ける第三世代ブロックチェーンであるCardanoは、これとは異なるモデルを採用しています。人々の資産やトランザクションを追跡するこの方法は、Unspent Transaction Output (UTXO) モデルとして知られています。 このモデルは、第1世代ブロックチェーンであるビットコインの提供開始時に採用され、多くのブロックチェーンも当初からこれを活用してきました。Cardanoはこのアップグレード版を利用して、資産とその所有者、および分散型エコシステムにおけるピアツーピアのトランザクションの追跡を行っています。今回のブログでは、UTXOモデルについて、およびCardanoエコシステムにおけるその役割についてご紹介します。 CardanoのUTXOモデル:

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Cardanoブロックチェーン上に保存できるデータの種類とは
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Cardanoブロックチェーン上に保存できるデータの種類とは

科学哲学とリサーチ手動のアプローチにより進化を続ける初の第三世代ブロックチェーンであるCardanoは、まもなくShelleyをリリースし、完全な分散化を達成した(非許可型の)パブリックブロックチェーンとなります。パブリックブロックチェーンは原則として、データを変化させることなく記録し保存します。ブロックチェーン上のデータを変更することはできないのです。しかし、Cardanoブロックチェーン上に保存されるデータがどのようなものであるかは、時として分かりにくいこともあります。今回のブログでは、Cardanoブロックチェーン上に保存できるデータとはどのようなものか、また、保存に適さないデータとはどのようなものかをご紹介します。EMURGOはCardanoの公式商業化部門として、Cardanoエコシステム向けの製品を開発し、投資を行い、教育事業を展開し、企業へのアドバイザリーを行っています。我々にとってデータストレージとは、重要な注力分野であるのです。 日常生活のなかのデータ データは私達の日常生活のあらゆる場面に存在します。全世界のデータプールは大きく、高い価値を持ち、常に拡大を続けています。データの保存、分類、分析、販売を行う産業は、グローバル経済の重要な一角をなしています。データはグローバルのサプライチェーンや販売サイクル、

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Cardano ADAステーキングネットに備える方法
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Cardano ADAステーキングネットに備える方法

ワークショップ:ADAステーキングテストネットに備える方法 科学哲学を通じて進化を続ける初の第三世代ブロックチェーン、Cardanoの公式商業化部門であるEMURGOは、ADAステーキングへのCardanoインセンティブ付きテストネット導入にむけた準備のためのコミュニティ・ワークショップを2019年11月25日に開催しました!ヨロイウォレットのTwitterをフォローしている方なら、ヨロイウォレットがCardanoインセンティブ付きテストネットの公式スナップショットのサポートを開始するのが、11月29日予定であることを、すでにご存じでしょう。この「公式スナップショット」が実行されれば、すぐにヨロイはアップデートされます。そうなれば、ユーザーは、11月29日の公式スナップショットのあいだに自身の資金が正確に計上されたのかを確認するために、残高確認を行うことができるようになります。ただし、この公式アップストアでダウンロードできる、ChromeとFirefoxのためのヨロイウォレット公式残高確認用の拡張機能だけが、使用できることに注意してください。 イントロダクション:Cardanoインセンティブ付きテストネット EMURGOとCardanoのエコシステムは、完全な分散化とADAステーキング機能をCardanoにもたらすShelleyの時代の始まりとなる、Cardanoインセンティブ付きテストネットのロールアウトに注力してきました。Cardanoインセンティブ付きテストネットでは、ADAホルダー(ステークホルダー)は、自身のADAステークを委任したり、実際のADA報酬とともにステークプールを運営することができるようになります。

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Cardanoブロックチェーンにブロックを追加するには
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Cardanoブロックチェーンにブロックを追加するには

Shelleyの時代の到来とともに、科学哲学を通じて進化を続ける初の第三世代ブロックチェーン、Cardanoは、安全性と分散を実証できる、世界初のプルーフオブステーク(PoS)ブロックチェーンとなります。PoSブロックチェーンとなることで、Cardanoは他のブロックチェーンエコシステムとは本質的な点で差異化されます。重要なのは、Cardanoがブロックチェーンにブロックを追加する人をいかにして選択し、ネットワーク全体のセキュリティ強化を達成しているか、という点です。今回のブログでは、Cardanoが完全な分散化を実現した後のステーキングについて、簡単にご説明します。Cardanoブロックチェーンにブロックを追加する次のADA保有者を、公平かつ公正に選ぶ方法とは、一体どのようなものなのでしょうか。 Cardano:本質的な分散化を実現するアプローチ 以前のブログで、Cardanoとビットコインをそれぞれスーパーマーケットにたとえて、両者の違いを紹介しました。ビットコインのスーパーマーケットでは、複数台のレジはマイニングプールにあたるものでした。商品の入ったかご(暗号通貨のトランザクションの集積にあたります。つまり、ブロックと呼ばれるものですね)はレジ係(マイナー)に処理され、

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セキュリティトークンオファリング(STO)について知っておくべきことのすべて
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セキュリティトークンオファリング(STO)について知っておくべきことのすべて

セキュリティトークンオファリング(STO)について知っておくべきことのすべてCardanoの公式商業化部門であるEMURGOは、まもなく始まるセキュリティトークンやセキュリティトークンオファリング(STO)時代に向け、着実に戦略的な地盤を固めています。拡張性、持続可能性、相互運用性を備え、リサーチ主導のアプローチを採用する第三世代ブロックチェーンのCardano(ADA)。STOはそのバリュープロポジションと非常に大きなシナジーと連携の可能性が期待されます。 EMURGOはジャパンブロックチェーンカンファレンスやDCブロックチェーンサミット、Taipei DLT 101などの主要なブロックチェーンの会議に多数参加し、STOの将来についての講演を継続的に実施しています。これにより、CardanoにおけるSTOの潜在的有用性を広く知らしめるとともに、Cardano上でのSTOを検討する企業をサポートする、EMURGOのエンドツーエンドの専門的アドバイザリーサービスの認知度向上を図っています。 さらにEMURGOは、米国のChamber of Digital Commerce(デジタルコマース会議)への執行委員としての参画やBlockchain For Europeの設立メンバーとなることで、政策立案者と直接対話し、ブロックチェーンやセキュリティトークンに関する最新の情報を入手しています。

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ブロックチェーン入門:安定資産としてのCardano ADA
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ブロックチェーン入門:安定資産としてのCardano ADA

安定資産の歴史 時は1971年。テレビの中では、当時の米国大統領、リチャード・ニクソンが演説を行っています。その後起こった一連の出来事の中で、世界の多くの国は「安定資産」による裏付けに基づく通貨体制、すなわち金本位制を脱却し、不換紙幣(法定通貨)による貨幣制度へと移行していきます。それ以前、国家の通貨はその金保有量に裏付けられていました。 政府による法定通貨への移行は、これが初めてのことではありませんでした。財務的な制約を受けることなく、延々と紙幣を印刷し消費しようと思うのなら、そのほうが事は簡単だからです。しかし、その試みはいつも散々な結末に終わりました。現在でも、負債が増え続けるという危機的な経済状況にある発展途上の国家の多くが、次第に同様の道を辿りつつあります。 なぜ私たちは、政府の負債に注意を向ける必要があるのか。その理由は簡単です。政府の発行する紙幣が増えると、入手できる製品と比較して紙幣の供給量が多くなり、市民が既に手にしている貨幣の価値が下がります。これが極限に達することを経済学ではハイパーインフレーションと呼び、

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簡単なハードウェアウォレットの説明、どうやってヨロイが使われるか、ADAを守るために何故ハードウォレットが必要か
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簡単なハードウェアウォレットの説明、どうやってヨロイが使われるか、ADAを守るために何故ハードウォレットが必要か

財産を物理的に安全に守る保管業は、何千年もの間、巨大産業として君臨してきました。現在では、貸金庫や金庫、そして誰にも見つからない場所に大事なモノを隠くすことが主流でしょう。ハードウェアウォレットは、暗号資産において、そのような方法を物理的に代替する存在です。ADAホルダーは、デジタル資産(カルダノのブロックチェーン上に存在するトークン)が安全で、守られた物理的アイテムとペアリングされることが安心につながるでしょう。暗号資産のハードウォレットは、柔軟で、使いやすく、かつ非常に簡単ですので、近年人気が高まっています。ADAを送信、そして保有するのに非常に適した方法です。しかしながら、暗号資産のハードウェアウォレットとは具体的に何でしょう?そして、他の保有方法と比較した時の優位性とは?この記事では、ハードウェアウォレットが、カルダノのADAのような暗号資産保有者にとってどのように有益であるかをお話しします。 なぜハードウェアウォレットが大事なのか? ハードウェアウォレットは、皆さんの大事なデジタル資産を守ってくれる大切なものです。ハードウェアウォレットはなぜ安全なのか、それは皆さんの所有するプライベートキーはそのデバイスから切り離されることは決してなく、

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Cardano ADAブロックチェーン開発者向けの課程を、アフリカで女性向けに初めて開催しました
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Cardano ADAブロックチェーン開発者向けの課程を、アフリカで女性向けに初めて開催しました

科学哲学を通じて進化する初の第三世代ブロックチェーンであるCardano上での開発と構築のアフリカ人向けの初のトレーニングクラスが、意欲にあふれた女性たちを対象として開催されました。この取組は、Cardanoの技術開発を担うIOHKと、エチオピア政府との間で2018年5月に締結されたMOUに基づき、実現したものです。このクラスは、19人のエチオピア人と4人のウガンダ人の女性から構成され、Lars Brünjes博士(IOHKの教育部門ディレクター)による3か月の課程を経て、3月22日に終了しました。ウガンダ人の生徒は4人とも、ウガンダ最大の大学であるマケレレ大学の卒業生です。他の19人の生徒は、全員がMOUの署名国であるエチオピアの出身です。本課程は、Cardanoの開発に必要とされるスキルやツールを女性たちに提供することを目指して企画されています。ツールには、Haskellや、Cardanoを支えるプログラム言語を理解し知識を深めるためのものも含まれます。また、今後Cardano上でスマートコントラクトの作成を実現するプログラム言語、Plutusについての講義も行われました。 アフリカにおけるCardanoの多様な可能性:卒業生たちにとって最も刺激的だったものとは Cardanoには、アフリカで展開の可能性のあるアプリケーションが複数存在します。こうしたアプリケーションの発見や開発は、卒業生たちにとって刺激的な体験でした。実世界の問題の解決を目指す、透明性の高い分散化されたソリューションの構築に貢献することは、

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Cardano ADA導入推進に向けた、EMURGOのアジア以外の地域での取り組みとは
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Cardano ADA導入推進に向けた、EMURGOのアジア以外の地域での取り組みとは

EMURGOは、Cardanoのグローバルな導入の推進とADA保有者への価値提供に注力する公式商業化部門として、国際的なビジョンを持つことを戦略上非常に重視しています。Cardanoコミュニティは本来的にグローバルな性質を持つものであり、世界中の市場のCardanoコミュニティメンバーの取り組みや関心がなければ、現在のような強力なプロジェクトになることはできなかったでしょう。 EMURGOは本社をシンガポールに置き、グローバルオペレーションスタッフを東京に配置しています。日本で設立されたこともあり、多くの日本らしい要素を受け継ぐなど、アジアに強力なネットワーク基盤を有しています。そのうえで、EMURGOはアジア以外の市場で認知を拡大し、実際のブロックチェーンの取り組みを重ねていくことの重要性を認識しています。それは、より堅固で多様なCardanoエコシステムを実現するものであるからです。 これを達成するため、EMURGOは国境を超え様々な地域の市場で同時に展開される、4つのコアとなるビジネスユニットを擁しています。それが、カスタマイズ対応のシステム開発、教育&アカデミー、投資&アクセラレーション、アドバイザリーサービスです。 EMURGOは、Cardanoのブランド認知向上と今後の導入に向けて、すでに戦略的な取り組みを活発に展開し、アジア以外の市場でも選択されるプロトコルとなるべく努めています。今回は、このような市場での認知向上とブロックチェーンの参入に向けた、EMURGOの展開中のプランをご紹介します。

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チュートリアル:ヨロイウォレットへのマスターキーのインポート方法
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チュートリアル:ヨロイウォレットへのマスターキーのインポート方法

ヨロイ1.3.4 からダイダロスマスターキーをインポートできるようになりました。この機能は、少しわかりにくいところがあるのでゆっくりとその機能と仕組みについてご説明しましょう。 Tutorial: Master Key Import in Yoroi私たちはどんな問題を解決しようとしているのでしょうか?例えば、このような状況下にあると仮定しましょう: 1.パソコンにダイダロスをインストールした 2.しかしそのウォレットのリカバリーフレーズを忘れてしまった 3.でもパスワードは覚えている 4.ダイダロスがパソコンから開けない このような場合どうやって資産を復元すればよいでしょうか? リカバリーフレーズを覚えている場合、このビデオに通りに簡単にヨロイに移行できますし、他のパソコンからダイダロスを使うことで復元できます。解決法をご説明するために、まずは基礎をおさらいしましょう! 追記:この記事は仮想通貨のウォレットと、その仕組みにある程度馴染みがある人向けに書いています。これから初心者の人でもわかる記事をどんどん書いていく予定なので心配しないでくださいね! ウォレット作成の流れウォレットを作成するとき、

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Cardanoスマートコントラクトを差異化し強化するものとは
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Cardanoスマートコントラクトを差異化し強化するものとは

私たちは日常の生活のなかで、さまざまな契約を結びます。このような契約には、価値を交換することへの合意が包含されています。朝のコーヒーの購入といったシンプルなものから家のローン契約のような複雑なものまで、契約は多岐にわたります。ピアレビュー(査読)の哲学を通じて進化を続ける初の第三世代ブロックチェーン、Cardanoは、まもなく独自のスマートコントラクトプラットフォームであるPlutusの提供を開始します。デジタルにおける安全性を確保した、プログラム可能なスマートコントラクトという形態で、世界中に存在する多様な契約に最大限対応したモデルを形成することこそ、Plutusが目指すものです。 スマートコントラクトとは 従来の契約とは、販売、ローン、購入などに関する法的拘束力のある合意を指します。スマートコントラクトにおいては、このような従来の契約は、拡張性、持続可能性、相互運用性を備える、分散化されたCardanoブロックチェーン上に、プログラム可能なデジタル形式で存在することになります。「合意」という概念は、契約からはなくなります。「合意」(契約書への署名、握手、

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ブロックチェーンが教育業界に与えるメリットとは
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ブロックチェーンが教育業界に与えるメリットとは

EMURGOは、リサーチ主導のアプローチにより進化を続ける初の第三世代ブロックチェーンCardanoの公式商業化部門として、分かりやすく高品質なブロックチェーン教育の提供を非常に重視しています。EMURGOの使命は、Cardanoの分散型ブロックチェーンエコシステムを導入するプロジェクトや組織に関する構築、投資、助言により、Cardanoの導入を促進し、ADA保有者に価値を提供することです。ブロックチェーンの文脈においてこの使命を達成するため、分かりやすく高品質なブロックチェーン教育を利用できる環境を整えることは、実経済に真の持続可能な利益をもたらすアプリケーションやプロジェクトを活用して、Cardanoブロックチェーンエコシステムに価値を付与しうる、未来の開発者やステークホルダーを生み出す堅牢な基盤を構築するという点で意義があります。そしてEMURGOは、このような基盤の構築を支援するため、初のEMURGOアカデミーユニット (EMURGO India)を2019年2月、バンガロール(インド)に設立しました。 より一般的な文脈においても、教育は、社会にとって最重要の世代の一つ、すなわち若者にとって不可欠な柱です。高品質な教育により、高付加価値サービスを通じて、人格の完成や経済安定性という国家利益、質の高い生活がもたらされることは疑う余地がありません。教育により、健康で十分な情報の提供された、

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ブロックチェーンとSTO:計り知れない可能性を世界における規制に適合させるために
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ブロックチェーンとSTO:計り知れない可能性を世界における規制に適合させるために

金融規制当局は、セキュリティトークンの分類と発行に関する正式なガイドラインの多くは現時点ではまだ発表されてはいないものの、セキュリティトークンやSTO(セキュリティトークンオファリング)の規制に対して、独自のアプローチを採用しています。多くの国ではSTOは非合法と見なされ、STOが既存の証券取引法を遵守するよう求められることも多々あります。ガイダンスや宣言を行っていない国では規制はグレーゾーンのままであり、こうした管轄区域では、発行者は遡及的に規制を適用される問題に直面することもあります。一部の国では、STOの実行に関するフレームワークや比較的簡単なプロセスが用意されていますが、複数の管轄区域にまたがってSTOを行う場合、さまざまな国の規制のために、資金を調達しようとする企業の費用がかさんだり、リスクが高まったりしていました。Cardanoの公式商業化部門であるEMURGOは、STOの複雑さを熟知しており、このような利益を獲得が見込める分野に関して、アドバイザリーサービスを提供することができます。 こちらの記事もご覧ください:A Sneak Peek at User Issued Assets & Security Tokens in

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ブロックチェーン入門:Cardano ADAトランザクションの4つの柱
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ブロックチェーン入門:Cardano ADAトランザクションの4つの柱

取引(トランザクション)は、私たちの日々の生活に不可欠です。私たちは日常生活のなかで、日用品のためにお金を支払ったり、送金したり、融資を行うといった取引を行っています。科学哲学を通じて進化を続ける初の第三世代ブロックチェーン、Cardanoは、ネイティブ暗号通貨のADAを用いてグローバルでトランザクションを実現しています。Cardano ADAには、トランザクションを成立させる4つの柱があります。 今回のブログでは、このようなCardano ADAの4つの柱をご紹介します。 第1の柱:資産(Cardano ADA) Cardano ADAによるトランザクションの1つ目の柱は「資産」です。資産とは、人が所有する、価値を持つもののことです。職人にとっての資産は、その技能と専門的な知識です。また、土地を持つ人も資産を所有していることになります。日常生活では、

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CardanoエコシステムにとってのADA暗号通貨の重要性
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CardanoエコシステムにとってのADA暗号通貨の重要性

リサーチ主導のアプローチで進化を続ける初の第三世代ブロックチェーン、Cardanoは、ネイティブな暗号通貨トークンとしてADAを採用しています。Cardanoエコシステムの中心に位置付けられてはいるものの、ADAの存在の理由を明確には理解しかねるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。Cardano初心者の方、あるいはよく知っているという方にとっても、この暗号通貨の目的を理解しておくことは重要です。なぜADAは重要なのでしょうか? なぜ必要とされているのでしょうか? 今回のブログでは、なぜCardanoエコシステムにとってADAが必要なのか、また、EMURGOは成熟したCardano ADAエコシステムをサポートする製品をどのように生み出していくのかについて、核心に迫ってみることにしましょう。 Cardano ADAはステーキングのために必要とされている まず、ADAはステーキングのために必要であることをご説明しましょう。ステーキングが生じるのは、Cardanoがプルーフオブステーク (PoS) ブロックチェーンであるためです。これがどのように機能するかを簡単に理解するために、以前のブログでスーパーマーケットのたとえをご紹介しました。スーパーマーケットには複数のレジが存在します。それぞれのレジはレジ係が操作しています。レジ係はかごに入った商品をスキャンすることにより、金銭や資産などの報酬を獲得します。 Cardanoにおいては、それぞれのレジ係はステークプールの運営者にあたります。レジはステークプールです。

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ブロックチェーン入門:セキュリティ・トークンとは何か?セキュリティ・トークンとSTOの紹介
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ブロックチェーン入門:セキュリティ・トークンとは何か?セキュリティ・トークンとSTOの紹介

イニシャル・コイン・オファリングス(ICOs)について最初から説明します。 2016年にICOsはブロックチェーンと仮想通貨コミュニティーの間で市場牽引力を発揮し始めた。詐欺行為が横行して、2017年の第二4半期にまでには、ICOsのコンセプトと投機的側面がベンチャーキャピタル(VCs)と一般投資家達に広まっていた。2017年にはICOsを通じて60億ドル以上もの投資金が調達された。2017年末を迎える頃にはICO市場の拡大は持続不可能な状況となり、結果として仮想通貨市場の修復が不可避となった。数百ものICOsが出口詐欺に手を染めたり、暗号通貨価値の全般的な下落を受けて彼らが調達していたイーサリアム(ETH)の価値も今や下落の憂き目にあってしまった。 この年は多くの仮想通貨投資家にとって(彼らの多くが前もって投資市場経験を持っていなかったが故に)教訓の年となってしまった。規制も検証されていない仮想通貨やサービスを伴なわないICOが安易に開始され、しかもそれらが関係者に対する説明責任も果たされず、そして知識の乏しい投資家にプロジェクトの正当性も実証されないまま販売されてしまった。 投資家達がロスカットをして市場の将来を見直すに伴って、ICOの欠点の多くを解決する新たなモデルが提案されたことで、規制の強化、充分な情報開示、トークンを発行する当事者の説明責任、そして新たな価値の提案が可能となった。 有望な解決策:セキュリティ・

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ブロックチェーン入門:ICO(およびIEO)、STO、IPOの比較
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ブロックチェーン入門:ICO(およびIEO)、STO、IPOの比較

デジタルアセットエコシステムの開発には困難が多く、未だに答えのない問いも多くありますが、一定のトレンドに対し焦点が当てられるようになってきました。Cardanoの公式商業化部門であるEMURGOは、STOの潜在的な価値は、ブロックチェーンや金融業界において次の大きな動きを生み出す可能性のあるものと考えています。今回はまず、金融市場の文脈におけるオファリング手法をいくつかご紹介します。 ユーティリティトークンとICO(Initial Coin Offerings) 暗号通貨の知識を持つ人の多くは、ICOについてはこれまでに何百回となく耳にしているかと思いますので、このセクションは簡単な説明に留めたいと思います。ユーティリティトークンとは、ある商品やサービスと交換することのできるトークンです。証券取引法における証券に分類される金融商品を指すものではなく、多くの国では証券に裏付けされたトークンと比較して、範囲が限定されています。 2017年にはICO市場の盛り上がりが世界中で見られ、2017年、2018年は60億ドル以上の資金が調達されました。これまで投資を行ったことがない人も暗号通貨の投資を始め、ベンチャーキャピタルはプリセールの投資機会に対応するため、投資のやり方を変えました。2017年の終わりには、パラボリックな暗号市場からの劇的なエグジットが起こったため、ICOの成功率はかつてなく減少しました。最近では、取引所がICOを行うようになり、一次発行ではユーティリティトークンをユーザーに提供しています。IEO(

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